かぐはしい南の風 

 
『病は気から』
 
なんて素晴らしいお言葉でしょうか。
ふと気付けば、一週間以上続いている熱も考えよう。
平熱が高くなったと思えば問題無し。
ふらつくのも力が入らないのも、貧血持ちになったと思えば問題無し。
詰まり易い鼻も鼻炎持ちになったと思えば問題無し。
そう、ようは考えようなのですよ。
ちょっと虚弱体質になったと思えば、ようこそアンリアルの世界へ。
何か、こう、気分は儚い少女ですよ。「療養の為に都会を離れて、緑溢れる静かな別荘で暮らしているの」ですよ。
…ごめんなさい。無理無理でした。
 
 
今日は小説を読んで、鼻を垂らしてました。
いや、泣き上戸なもんで小説で泣けるんですよ。
だけど泣くのは嫌ので我慢する。すると鼻水のみがブレークアウトと。
きちゃない言わない。
 
小説の世界にどっぷり漬かって、脳内はすっかりそのモードに。
音楽でも小説でも映画でも、それで気分も思考も、はたまた人格すら変わってしまう私は本当に周りに流され易いですね。
 
話が逸れました。
 
そこで、小説を書く気がむくむくと。
勢いのまま文章をパチパチ打ってたのですが、長編を書こうとしたらしいマイ脳。
長編を一気に書ける訳も無く、断片が幾つか出来上がりました。
断片は二つの世界観だったので、二つの長編を仕上げようとしたらとんでも無い事になるなと気付いた私はこの断片を封印決定。
まぁ、表に出す気は元から無いですしね。 
 
断片を書いてやや落ち着いたマイ脳。
しかしながら未だに指が文章を欲しているので、ネタも無いのに現在この文章を打っている次第でございます。
なので落ちは無いです。(最低)